【菜ノ花二胡教室の歩み】~私の二胡への想い~

憧れの音色を追い求めて
私が二胡を習い始めたのは19才の頃でした。東儀秀樹さんの楽曲「蒼き海の道」から流れてきたその音色に深く心を打たれ、「自分もあんなふうに弾きたい」という一心で中国の二胡奏者2名のもとで学びました。
しかし、二胡は比較的簡単に音が出せる楽器であるがゆえに、奥が深い楽器でもあります。私が追い求めていた「心に響く音色」は、何年練習してもなかなか見つからず、長い間、もどかしさと葛藤の中にいました。
身体と向き合うことで、音色が輝きだした
転機が訪れたのは6年前、2020年のことでした。コロナ禍という困難な状況の中、以前から憧れていた日本人二胡奏者・桐子先生がオンラインレッスンを始められたという投稿を目にしたのです。
地方に住む私は、都会まで通うことが難しく、「いつか習いたい」という思いを諦めていました。そんな矢先のオンラインレッスンの案内。私は迷わずすぐに申し込みをしました。
初めてのオンラインでのレッスン。「画面越しで本当に上達できるのだろうか」と最初は少し不安もありました。しかし、そんな心配はすぐに吹き飛んでしまいました!先生のレッスンは毎回、新しい発見に満ちていて、ワクワクするような楽しい時間だったからです。
それまで、ポジション移動の不安定さや、歌うように弾けないもどかしさに悩み、できない自分にイライラすることもありました。しかし、桐子先生から「体の使い方」を詳しく教わるようになり、私の二胡の世界は一変しました。「この音を出すときは、体にこう意識を向けてみよう」と自分自身の体と対話できるようになり、不思議なことに、練習がただの「作業」ではなく、自分の音と向き合う心から楽しい時間へと変わっていったのです。

挑戦することで見えた、新しい景色
身体の使い方を深く学ぶようになってから、私の二胡ライフは大きく広がりました。
昨年は「敦煌杯2025全日本コンクール」にも挑戦することができました。
それまで触れることもなかった上級の古典曲や二胡曲にも向き合い、自分の音を磨き上げる時間は、以前の私には想像もできなかったことです。もし桐子先生に出会っていなければ、難しい曲に挑戦することも、コンクールの舞台に立つことも、決してなかったでしょう。
コンクール当日は、初めての経験で緊張のあまり失敗もたくさんしてしまいました。しかし、先生や同門の仲間たちと一緒に一つの目標に向かって挑んだ時間は、私にとって何にも代えがたい宝物となりました。挑戦を通じて得た経験は、私の二胡に対する姿勢をさらに晴れやかなものにしてくれました。

「音色」で悩むあなたへ
二胡は、弾き手の心や体のあり方が、正直に「音色」となって表れる楽器です。
「長年練習しているのに、思うように演奏できない」
「何をしても音が良くならない」
そんな悩みを抱えている方は、決して少なくありません。
もしあなたが、今まさにその壁にぶつかっているのなら、私と一緒に「体の使い方」から見直してみませんか?
共に奏でる、晴れやかな時間
もちろん、私もまだまだ成長の途中にあります。技術を磨き、学び続ける身です。
ですが、私が先生から教えていただき、音色が劇的に変わったあの瞬間の喜びを、今度は同じように悩んでいる方、上手になりたいと頑張っている方に手渡していきたいと心から願っています。
今の自分にできる精一杯のサポートで、あなたの二胡ライフを晴れやかなものにするお手伝いをさせてください。
あなたの求めているその音色を、一緒に引き出していきましょう。
